『ネギま!?』を視聴するにあたって心に留めておきたいこと その2

 2006-11-11
▽「スタチャマニア?! vol.10号 秋号」より。

――『ネギま!?』の制作に至る経緯をお教えいただけますでしょうか?
新房:「お話をいただいたのは、去年の秋ぐらいだったと思います。そこで色々打合せをしていくうちに、まず『春版』と『夏版』を作ることが決まって」
金巻:「アニメが完全オリジナルの内容になることは、その時点で既に決まっていたんですよ。ただ、いきなり(オリジナルのアニメを)やるよりは、前哨戦として、スタッフが変わりましたよっていうのと、こういうようなテイストでやりますっていう告知みたいなものがあったほうが、お客さんも捉えやすいんじゃないかと。そこで新房さんのアイデアなんですけど、原作のエピソードをちゃんと追ったものを1本作っておこうということで、まず『ネギま!? 春』を作りました。だから、キャラクターも今の形にアレンジする前の、前作の『ネギま!』のキャラクターでやっています。ただ、前回描ききれなかった31人を30分で全部描くことが大前提だったので、そこは原作と少し変えています」

――デザイン的に難航したキャラはいましたか?
新房:「ビスタサイズで作っていますので、原作よりは頭身が低くなっています。これは、全員を足まで入れようとしたときに、頭身が高いと画面を引かなくちゃいけなくなるからです。頭身が低い方が、キャラの全身を大きめに入れられるので」

――以前金巻さんがシナリオを担当されていた『ぱにぽにだっしゅ!』もキャラの多い作品でしたが……。
金巻:「『ぱにぽに』のときよりも実は書くのが大変なことがひとつだけあって。『ぱにぽに』って、チームごとにクラスが違うんですよ」
――確かに『ネギま!?』は31人全員が同じクラスにいますね。
金巻:「だからカットバックにならないんです。下手に教室のシーンを書くと、全員いる(笑)。『ぱにぽに』の場合は「そのころB組は」というふうにキャラを分けて出すことが出来たんですけど、この作品はできないんですよ。今回チーム分けしたのは、登場する場所バラバラにできるなということもあるんです」

――シナリオ的に、原作のある作品でオリジナルを書く難しさがあると思うのですが。
金巻:「でも逆に、キャラクターが勝手に動いてくれちゃうところがあって、キャラクターのこんなところが見たいかなっていうところから発想すると以外とお話が自然に出来ちゃったりするんですよね」
新房:「それは、金巻さんが原作にあるキャラクターを使って、大枠を考えるという手法だからでしょうね。普通はエピソードにキャラクターをあてはめていくんですけど」
金巻:「エピソード中心にすると、エピソードを進めるのに必要なキャラだけいればいいことになってしまいますから。今回シナリオ的に目指しているのは、シチュエーションコメディなんですよね。パッと見すごく突飛なことをやっているようで、実はちゃんとキャラクターのベクトルでお芝居が成り立っていくっていう書き方にしてるんで。だから、あまり エピソードが前に出すぎないという形にはなると思います」


550 miles to the Futureより。

『ネギま!?』のOP。これはヤバイでしょ。 こんなハイセンスなケータイのCMみたいな映像が夕方5時半からやってる(テレ東の場合)。「色」が売りであるはずの萌え系アニメなのに、(いやだからこそ!)「色」を抜いている。全編モノクロ。31人の美少女を「番号」で処理してしまう手加減のないクールさ。番号の書かれた紙で少女たちの顔が隠れてしまうカットなんて、番組内容を否定しかねない倒錯ぶり。しびれる!


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